この記事は、2023年4月に子連れハワイ旅行に行ったかきまりが、滞在中の移動手段としてザ・バス[TheBus]をメインに利用した話です。
ハワイへ行こうと思っている方、オアフ島をザ・バスという「公共のバスで移動する」という手段をご存知ですか?
旅行会社でパッケージツアーを申し込んでいる方は「トロリー」というバスに乗れるオプションが付いている場合があるので、その場合はわざわざ公共のバスをメインで利用する必要はありません。
ですが、あえてお金を払わないとトロリーに乗れない個人手配の旅行の場合はそうはいきません。
また、トロリーではいけない場所へザ・バス[TheBus]を使えば行ける場合もあります。
必要に応じて気軽にザ・バス[TheBus]を利用できれば、あなたのハワイ旅行がもっと快適になります♡
ハワイの【ザ・バス(TheBus)】とは
ホノルルを拠点とする会社が運営する公共交通機関である『バス』です。
運営会社
OAHU TRANSIT SERVICES, INC
会社住所
811 Middle Street
Honolulu, HI 96819
電話番号
(808) 848-5555
公式ウェブサイトURL
利用料金
18歳以上の大人(65歳未満)
1回$3
現金払いの場合は毎度支払いが必要。
HOLOカードを利用すれば1日最大$7.5となる。
65歳以上(シニア)
1回$1.25
現金払いの場合は毎度支払いが必要。
HOLOカードを利用すれば1日最大$3となる。※シニア用のHOLOカードが必要
6歳から17歳の子供(ユース)
1回$1.5
大人と同じく現金払いの場合は都度支払いが必要。
HOLOカードを利用すれば1日最大$3.75となる。※ユース用のHOLOカードが必要
そして、大人1人につき5歳以下1人無料です。
子連れのかきまり家は、子供たちが5歳以下だったので大人2人の支払いだけで子供2人は無料で利用できました。
以前の【ザ・バス(TheBus)】に対するイメージ(かきまりの場合)
かきまりはこの記事を書く時点でハワイ(オアフ島)に5回行っています。
そして、5回目のハワイ旅行に行くまでは「ザ・バス[TheBus]の利用は通がすること」だと思っていました。
つまり、慣れていない人は利用するもんじゃ無いと思っていました。
というのも、過去の旅行時に1度ザ・バスに乗ったことがあるのですが、当時は日本で買った本(ザ・バスのガイドブック)を見て調べながら乗って全然スマートじゃ無かったからです。笑
2021年6月20日より仕組みが変わっていた
以前のザ・バス[TheBus]の乗車は、現金支払いで1日パスは整理券のような小さなペラペラの紙を運転手さんからもらっていました。※7年前の記憶なので少し曖昧です。間違えていたらすみません。
ですが、今は現金払いも可能ですが【HOLOカード】という日本で言う交通ICカードを購入してタッチ決済することが可能です。
また、いつからなのか知りませんがアプリ【DaBus2】で時刻表やルート、バスの現在地、自分の近くのバス停を確認することができるようになっています。
ザ・バス[TheBus]利用の効率UPアイテム《2023.4時点》
ザ・バス[TheBus]お役立ちアイテム
- 【DaBus2】・・・スマホアプリ
- 【HOLOカード】・日本の交通ICカードのようなもの
HOLOカードについてはおそらくダウンロードアプリがありません。※調べても見つけられなかった。
ザ・バス[TheBus]専用アプリ【DaBus2】
こちらのアプリ【DaBus2】は無料です。
日本にいる間にもダウンロードできるのでしておきましょう。
※かきまり的には、このDaBus2のアプリがなかったらザ・バス[TheBus]に乗車するハードルがかなり上がるので絶対必須のアプリです。
※かきまりはiPhoneユーザーなので、iOS版しか利用したことがないので、使い勝手など違いがあったらすみません。
DaBus2のアプリURL
iOS▶︎https://apps.apple.com/jp/app/dabus2-the-oahu-bus-app/id1117179614
Android▶︎https://play.google.com/store/apps/details?id=gov.honolulu.dabus2&pcampaignid=web_share
アプリ【DaBus2】でできること(一例)
- 最寄りのバス停がわかる
- バス停をタップすると、
- 時刻表をみることができる
- これから来るバスがわかる
- これから来る乗りたいバスの欄をタップするとGPSでバスの現在地とルートがわかる
- 番号などからバスを調べることができる
DaBus2のアプリがあれば、バス停まで急ぐべきかどうかがわかるってゆうのが素晴らしい。
今からくるバスのルートを見ることができるので、乗り間違える確率がかなり下がります。
ハワイ版交通ICカード【HOLOカード】
【HOLOカード(ほろかーど)】とは、日本でいう交通ICカードのような役割をもつプリペイド式のカードです。
HOLOカードは現物カードであるため$2で購入しなければいけません。
【HOLOカード】があればできること
- 2時間半以内の乗り換えなら追加料金なしで乗車できる《2021年7月1日以降》
- 同日3回以上の乗車をすると自動的に$7.5の1日パスに変わる(現金支払いだと3回乗車で$9)
- カード購入後からはスマホからウェブでクレジットカードからチャージできる
- 次の旅行時にもカードが使える(最短5年使えるとのこと。)
現金にしろHOLOカードにしろ決済するタイミングは乗車時です。
バスが来たらすぐカードを出せるようにしておきましょう。
HOLOカード販売場所等
大人の一般的なHOLOカード・リロード(チャージ)できる店舗※内容はお店により異なる
- ABC Stores(※$9で「カード料金+1日パス」のみの販売)
- 7-Eleven
- Chit Chat Sundries & Gifts
- Foodland Supermarket
- Palama Supermarket
- Times Supermarket
割引運賃のHOLOカード
- カリヒトランジットセンター
参考URL[TheBus公式ウェブサイト|TheBus優待パス事務所]
- サテライトシティホール(アラモアナを除く)
参考URL[HOLOカード公式ウェブサイト|カードの入手場所]
割引運賃の優待カードについては、本人の証明等をしなければいけないので短い旅行期間の間に購入しに行くことを考えると割に合わないような気がします。
かきまりは、ABCストア[ABC Stores]のレジで購入しました。
ABCストア[ABC Stores]の場合は1日パスの購入となってしまいます。
最初にHOLOカードを利用する日に3回乗らないのであれば他の店舗で購入しましょう。
また、チャージについてもABCストア[ABC Stores]については1日パスしかできないようです。
店舗でチャージもできますが、ウェブサイトからクレジットカードを使ってチャージする方法もあるのでとっても便利です。
つまりHOLOカードの専用アプリは無さそうですが、WEBサイトへログインしてカードを登録すると盗難等にも備えられ、かつチャージが簡単にできます。
TheBusを頻繁に利用する予定の方はHOLOカードを買うべきで、現物は日本では購入できず現地の特定の店で買うことになりますが、WEBサイトの準備は先にしておけるのでお気に入り登録や新規登録などできる範囲のことは日本でしておきましょう。
HOLOカード公式サイト(日本語版)アカウント登録やブックマークするならこちらからサイトに飛べます
余談ですが、HOLOカードは将来オアフ島を走る高架鉄道では必須なようです♡
かきまりの実際にTheBusを使った話
大前提、まずはTheBusを利用するかどうかはおいといて、どこに行きたいか等を決め、旅行のスケジュールを大まかに決めてみます。
例えば、かきまりはハワイ旅行2日目
早朝からヒルトンハワイアンビレッジ周辺からTheBusに乗る→ダイヤモンドヘッド登山→下山後TheBusでワイキキビーチ周辺へ→ロイヤルハワイアンセンターでフラレッスン→ランチ→TheBusで滞在先に戻る→海に行く→TheBusでWhole Foods Marketのクイーン店へ向かう→TheBusで滞在先に戻る
これだけでも1日の間に5回TheBusに乗っていることになります。
ダイヤモンドヘッドへ行くには、ツアーなどのオプションでトロリーがついていない限り無料のトロリーを利用することはできません。
ですので、HOLOカードを購入しTheBusを利用すれことを選択する理由になります。
とはいえ、JCBカードの提示で無料で利用できるピンクトロリーを利用すればワイキキ⇄アラモアナはTheBusを利用する必要は無いので、スケジュールによってはダイヤモンドヘッドへ行くのにザ・バス[TheBus]を利用する時に現金で支払うのもありです。
ですが、HOLOカードで支払うと2時間半は乗り換え放題なのでダイヤモンドヘッド登山が早く終われば$3だけでワイキキとダイヤモンドを往復できる可能性もあります。(かきまりは子連れなのでそれは期待していませんでしたが。)
かきまりの場合は、滞在先の目の前にザ・バス[TheBus]のバス停があったことと、朝からダイヤモンドヘッドへ行くために利用し、昼はワードセンター方面(ホールフーズのクイーン店)へもTheBusで楽に行きたかったことを理由にHOLOカードの購入を決めました。
TheBusは使い慣れると場所によっては本数も多いので効率よく移動することができるので毎日利用しました。
ホテルからでもあと何分でバスが来るかが【DaBus2】アプリでわかったので余裕の持てない子連れ(かきまりは余裕を持っても何故かバタバタしがち。笑)には本当に神アプリでした。
かきまり家の2023年4月子連れハワイ《オアフ島》4泊6日のスケジュールも参考になれば嬉しいです♡
日本にいる間に事前準備
TheBusのアプリ【DaBus2】をとりあえずインストールしておきました。※むしろ必須アプリ
ハワイ到着後
ABCストア[ABC Stores]でHOLOカードを購入しました。
※1日に1回しか乗らないなら明らかに購入する必要はありません。
HOLOカード購入後
HOLOカードを利用して、翌日にもまた使用するのであればチャージが必要です。
ですので、ウェブサイトでHOLOカードの『アカウントを作成』します。
HOLOカード公式ウェブサイト
個人情報の入力等がありますので寝る前の暇な時間にしておくことをお勧めします。
もしくは、先にも書きましたが日本にいる間にアカウント作成はしておいても良いです。
カードが手に入れば、アカウントにカードを紐付けてクレジットカードからチャージできます。
かきまりは毎度$7.5をチャージしました。
一つのアカウントでも2枚分のカードのチャージができるので夫の名前ではアカウントを作成していません。
現地でDaBus2アプリを開いてみよう
DaBus2を開くと『最寄りのバス停』というボタンがあります。
日本にいる間は、近くにバス停がないので機能しませんが、ハワイへ行くと近くのバス停が地図上に表示されます。
この赤いバス停マークをタップすると、このような表示に代わりますのでさらにタップします。
すると、時刻表やこれから来るバスがどこにいるかをGPSで確認することができます。
実際には、青文字の時間の下にあと何分で来るかが表示されるのでかなり効率よく使うことができます。
また、さらにこれから来るバスをタップするとどこにいるかGPSで確認できます。
これで急ぐべきか、次のバスにするか、など考えることができるので子連れのかきまり的には最強に心強いどころか必須アプリでした。
というか、子連れじゃなくてもザ・バス[TheBus]を利用するのであれば、DaBus2は絶対に取得するべきアプリです。
おわりに
DaBus2のアプリを利用すればザ・バス[TheBus]を利用するハードルがかなり下がるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょう。
トロリーでは行けないところにも行けるので、旅行前のプランニングの幅が広がります。
参考になれば嬉しいです♡
最後までお読みいただきありがとうございました。