この記事は「そろそろ家族で海外旅行に行きたいなー!」と思っているちびっ子のパパママさんたちの参考になればと記載した子供のパスポート申請に関するお話です。
1歳児の新規パスポート申請を2度(娘と息子の新規)経験したかきまりが作成しました。
初めてのパスポート申請
自分のパスポートを申請したことあれば、なんとなく手続きの流れはわかりますよね。
ですが、パスポートの申請手続きをしたことがあるからといって子供のパスポート申請を甘く見ていると当日現場で慌てて苦労する羽目になります。←かきまりのこと。笑
そもそも、パスポートは頻繁に申請する物ではないので、前もって下調べしてから申請する人がほとんどでしょう!
この記事を見つけた人はおそらく「パスポートの申請」について調べている人なのではないかなと思いますので参考になれば嬉しいです♥
新規パスポート申請に必要な物
- 一般旅客券発給申請書(10年用、5年用どちらか)
- 戸籍謄本または抄本(6ヶ月以内のもの、コピー不可)
- 写真(貼らずに持参)
- 本人確認書類
- ※場合によって、住民票(6ヶ月以内のもの、コピー不可)
それでは以下、詳細を記載していきます。
一般旅客券発給申請書
10年用と5年用があります。
18歳未満の場合は5年用のパスポートしか作ることができないので、ちびっ子のパスポート申請は5年用の申請用紙に記入することになります。
※明日18歳になる(誕生日前日)という17歳の方は、18歳の扱いになるので誕生日前日に申請する場合は10年も選択可です。
一般旅客券発給申請書は、外務省ホームページより印刷することもできます。
また、旅券事務所や市町村役場などにも配置されています。
ですので、子連れで申請当日に旅券事務所で記入するのはややこしいな、大変だな、と思う方は申請に行く前に前もって申請書を印刷するなどして自宅で記入しておく事ができるということです。
戸籍謄本または抄本
申請日前6ヶ月以内に発行された原本のみ可です。
娘の時(2019年)は市役所で全部事項証明書を発行しました。
息子の時(2023年)はマイナンバーカードを持っていたので、コンビニ(かきまりはセブンイレブン)のコピー機で全部事項証明書を発行しました。
※子供のマイナンバーカードが無くても、親のマイナンバーカードで発行できます。(同じ戸籍内の場合)
写真
申請日前6ヶ月以内に撮影された物
これ、知らなかったんですけどカラーでも白黒でも大丈夫なんですって!
証明写真は、以下の画像の通りに頑張って撮影してください。(旅券事務所に置いていたチラシです。)
もしくは、撮影しに行きましょう!
ちなみにかきまりはスマホで撮影したものを印刷しました。※証明写真アプリ利用
パスポートの証明写真は頭の上の余白、顎から写真のふちまでの長さや、顔の大きさなどがミリ単位で細かく指定されています。
これを子供(赤ちゃんや幼児)の証明写真だからといってアバウト(適当)にしてしまうと受付してもらえないという事態を招くので気を付けてください。☜きちんと確認していなかった当事者です。笑
本人確認書類
子供の場合、マイナンバーカードがあるのであればそれが一番間違いないです。(マイナンバーカードは自ら申請して作成するプラスチック製の顔写真付きのカードのことです。)
子供の本人確認書類の主なパターン
ちびっ子や中学生以下
保険証 + 乳幼児等・こども医療費受給者証
中学生以下で上記のような受給者証がなければ、
保険証 + 法定代理人(パパママなど)の運転免許証かマイナンバーカード
18歳未満
保険証 + 学生証または生徒手帳(※顔写真付き)
不安な場合は、前もって電話で確認する方が良いでしょう。
住民票※基本は要らない場合が多い
申請日前6ヶ月以内に発行された原本
住民票が必要になる主なパターン
- 住民票のある都道府県以外の地域で申請する場合
- 住所変更等の住民登録をしたばかり
- 住基ネットで確認できない場合(※だいたい上記が理由)
- 住民票でしか対応できない日(例えば、兵庫県だと第三土曜日とその翌日の日曜日)
- 学生、長期出張者、船員などの人が居所で申請する場合
例えばかきまりは、兵庫県内の市町村に住民票の登録があり、兵庫県内の旅客事務所で申請を行ったので(第三土曜日と日曜日以外の日)、住民票不要でした。
一般的旅客券発給申請書を書く
基本的には見本を見て書けば問題ありません。
気をつけること
黒インクまたは黒ボールペンで書きます。
もちろん、消えるインク、消えるボールペンは禁止ですよ!
パスポートに転写される所持人自署(サイン)の欄について
ここでは小学生未満は親権者が子供の名前でサイン(所持人自署)をして、下に親権者の名前を書きます。
小学生以上は必ず自分でサインしましょう。※ひらがな可(←知らなかった)
ちなみに、かきまり家の子供たちは、二人とも「○○ ○○(母)代筆]にしています。
ここに書いたサイン(所持人自署)がパスポートにそのまま転写されるので、字の美しさが気になるのであれば一番最初にサイン(所持人自署)から書いてしまいましょう!
名前のスペル※重要ポイントあり
ヘボン式ローマ字で名前を登録します。
初めて登録するスペルが、今後一生戸籍に連携する名前のスペルとなります。
つまり、名前のスペルは、「パスポートを更新する時」だけでなく「パスポートの有効期限が切れてから新たにパスポートを申請する場合」も変えることができません。
パスポートが戸籍と結びついて決定されてしまうんですね。
でも、パスポートで申請できるローマ字ってルール化されて決まっているのに何であえてそんな事書くの?て思いますよね?
実は、パスポートの名前はルールが1つじゃない例外パターンが存在します。
例えば太郎さんの場合
TARO(タロー)は最後がオーという音になります。
この場合、O(オー)の後ろにはHをつけて良いルールになっています。
ですので、親が初めて子供のパスポートを作るときに太郎という名前を「taro」で登録すると、太郎さんは今後自分で新たにパスポートを作成する際は、「TAROH」のスペルでは申請することができません。
かきまりの息子も実はこのパターンなのですが、Oの後ろにHは付けないことにしました。
兵庫県旅券事務所のパンフレットを見ればヘボン式ローマ字の誤りを防ぐことができますので載せておきます
参考URL▼兵庫県旅館事務所ホームページより《パスポートのローマ字つづり》
乳幼児(1歳ごろまで)のパスポート証明写真
基本的に、上にも書いていた通り規定のサイズ等を守れば申請することができます。
余白部分などの幅を守る必要がありますが、子供の分ってちょっと難しいのです
かきまりは、娘の時も息子の時も自宅で証明写真アプリを使ってスマホで写真を撮り印刷して提出しました。
ですが、実は娘の時はあまり深く考えずに提出したので期待を満たしておらず却下されました。笑
1歳娘の証明写真が却下される
上に書いた通りスマホを使って写真を撮ったのですが当時は自宅にプリンターがありませんでした。
なので、旅券事務所に行く直前のコンビニで印刷していきました。
つまり、前もって規定のサイズや写りか定規でどうかを測っていなかったのです。
おそらく、大人だとアプリでうまくいくのでしょうが、1歳児(赤ちゃん)は顔が大人と比べ小さいので規定の位置になっていませんてました。※アプリによると思います。
スクリーンショットなどを駆使すればうまく行くかなと考えましたがそれも失敗していたり。
そんなこんなで、旅券事務所とコンビニの間を走り回りました。
ちなみに、ギリギリで営業時間内に持ち込むことができました。
息子の写真はすぐOK
前回の教訓を活かし、あらかじめ自宅で印刷してメジャーで全ての箇所が規定の範囲内であるかを確認してから旅券事務所に向かいました。
息子のパスポート申請の写真はひとつもダメだしされることなくすんなり受け付けて貰うことができました。
娘のときの失敗例
- 頭が少し傾いている
- 少しだけ左右のどちらかに顔が向いている
- 頭の上の余白が足りない
という、少しくらいなら大丈夫だろうと思っていたのですが全くダメでした。
写真を見た瞬間にこれはダメかもみたいな反応だったので微妙だなと思う写真は辞めときましょう。
写真
この写真を提出しました。
口の半開きは、大人の指示通りに顔の表情を作ることができる月齢ではないのでこの程度の口の開きは認めてもらえました。※原則口は閉じる
目線はカメラ目線です!
背景は元々真っ白なところで撮っていましたが、右の「美肌証明写真」アプリが自動的にくり抜いてくれました。
左の「履歴書カメラ」アプリで撮った写真を右の「美肌証明写真」アプリで使うと、上のかきまりの息子の写真のように顔の大きさなども規定サイズにつくることができました!
なぜ2つのアプリを使ったのかというと、、
先に取り入れていた左のアプリでは子供の顔がパスポートの規定通りに作ることができなかったからです!笑
というのも、いい具合に拡大することなどができなかったので顎下の幅が大幅に合いませんでした。
※マイナンバーカード等の申請には問題なく使えるのですが、パスポートは他の国が絡むことなので規定にシビアです。
左のアプリで撮影した写真はかきまりのiPhoneの写真ライブラリに保存されていたので、右のアプリで利用できてスムーズに作ることができました。
かきまりの経験上0歳1歳児の証明写真は
- きちんと規定通りに幅を確保して、
- 真正面向いて
- カメラ目線の真顔
であれば大丈夫そうです。※拒否されてもかきまりは責任をとれません
パスポートを受け取りに行く
パスポートは申請時にお金の支払いはありません。
パスポートを受け取る時に、現金では無く収入印紙と都道府県の収入証紙が必要となります。
旅券事務所に収入印紙や収入証紙の販売がない場合は事前に購入しておく必要があります。旅券申請をしに行った時に販売機等があるか確認しておきましょう。
パスポートは、年齢や有効期限が5年か10年かなどで収入印紙の金額が変わります。
かきまりの子供は1歳なので、受け取り時に控えの用紙に県の収入証紙2,000円と収入印紙4,000円を貼って、本人を連れて行きました。
受け取り用紙を出すとすぐに呼ばれ、わたしが子供の生年月日と名前を答えて本人確認をしました。
誤りがないか確認
- 名前のスペルミス
- 性別
- 生年月日
- 本籍地
その後、機械が読み取ったパスポートの情報も誤りがないかを確認します。
問題なければ、パスポートを受け取りおしまいです♡
受け取る時に、後ろのページの住所欄などを後で埋めてくださいねと言われますので、帰宅したらすぐに記入してしまいましょう!
おわりに
そもそも子供の撮影は真正面を撮るのが難しいですよね。
なので、海外旅行を考えている人は子供が機嫌のいい時に背景が白いところを見つけて撮り溜めしておくのもいいかもしれません。
参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
米国旅行・ハワイ旅行に行くならESTA(エスタ)を申請しよう!
ESTAの申請はパスポートがなければすることができません。
また、ESTAの有効期限は2年か、申請時に利用したパスポートの有効期限のどちらか短い方になります。
米国旅行直前にパスポートの更新をお考えの方は、ESTAの申請はパスポート更新後に必要になりますのでミスの無いように気をつけましょう。
ESTA申請での【旅券をアップロード】等について投稿しています