学資保険に対して、
- 考えるのが面倒だから、難しそうだから加入しない
- 入っとけばなんとなく安心だから契約する
という人は多いと思います。
そんな訳で、考えるのが嫌な人のために超絶ざっくりポイントをおさえました。
ちなみにこの記事を書いた私かきまりは、保険販売(学資含む)をした経験ありのFP2級とAFP資格保持者で、CFPの保険とリスクの課目合格をしています。
1番大事なこと
- 元本割れしない
学資保険に、医療保障(特約)などのおまけは絶対につけない。※特約とは有料オプションのようなものです。
学資保険がオススメな人
- 貯蓄の管理が苦手
- 使い込みを防ぎたい
- 確実に(強制的に)貯めたい
目標額を重視するよりも生活に負担とならない掛金で契約すると苦になりにくい。
学資保険に入れる時期
- 妊娠6か月以降
- 一定の年齢まで
子供と親(契約者)の年齢で掛金が変わる。子供が若いほど掛金が低いため、加入したいと思っている保険共済があるなら子供が生まれる前に契約するべき。
学資保険のメリット
- 強制的な積立(掛金の支払い)ができる
- 親(契約者)が万一の時に以後の掛金が免除(※そうでない保険商品もある)
- 使い込み防止
- 預貯金より増える場合もある(元本割れ商品は論外)
学資保険のデメリット
- 掛金の滞納は損する可能性有り(詳細省略)
- 中途解約は元本割れするリスクあり
- 解約するか満期までは受け取れない
具体的な契約の設定例
児童手当が満額支給される家庭なら
- 月あたり1万円程度の掛金(年間約12万円)
- 掛金の支払い期間が15歳頃まで
- 掛金は月払いではなく年払い(年払いの方が掛金が割安になることが多い)
- 契約者を父と母に分けて契約する
上記のようなプランだと、
- 給料から支払えなくなっても児童手当から掛金をまかなえるため解約リスクを軽減できます
- もしくは、最初から児童手当から支払うこともできます。
- 父と母に分けて契約する事で、万一のリスクを分散できます。
※支払い期間は早く終わる方が掛金がトータルでは割安になりますが、1回の掛金は高くなるので負担になることも。
おわりに
長い文を読むくらいなら、きっとこれを読まずとも進んで保険内容と向き合うだろうと思うので、読む気が無くなると意味がないので詳細は省きました。
端的にまとめると、
- リスクは低く(ハイリターンではないが)
- 無理なく
- 確実に
- コツコツと
を実現する手段として学資保険は利用できるので、頭ごなしに学資保険は必要ナイ!!と、切り捨てるのは少し勿体無いかなと思います。
とは言え、保険以外にも学資金を貯めるための手段はありますので、かきまりは保険だけではなく、【保険も】手段として取り入れるという考え方です。
もちろん満期時に元本割れする契約は論外!
もしも、貯める以外の保障も求めている場合は、学資保険と特約では契約せずに、別の保険で検討することをオススメします。(「特約」の意味がわからない人は、「有料オプション」に読み替えるとわかりやすいと思います)
参考になると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました♡